ウォーキングがダイエットに良い理由

ウォーキングで体内に起こる変化

 

生活習慣病は致命的な結果を招きます。

 

運動不足や寝不足、食べ過ぎ・飲み過ぎ、喫煙などの不摂生や不健康な行動が生活習慣として定着して長年経つと体は徐々に機能不全へと陥り、やがては疾患となって発症、進行してしまいます。

 

こうした疾患の総称が「生活習慣病」で、具体的には、高血圧、動脈硬化、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などです

 

自覚症状がなく、知らぬ間に少しずつ進行して最後に脳卒中、心筋梗塞などの致命的な疾患を多発的に引き起こす高血圧は、別名「サイレント・キラー」(静かなる殺人者)とも呼ばれています。

 

日々ゆっくりと進行していくため、自覚がないまま不健康な行動を積み重ねてしまいがちな点が、かえって恐ろしいところです。

 

毎日のなにげない生活習慣が、少しずつ自分の寿命を縮めているかもしれないことを自覚しなければなりません。

 

 

生活習慣病とされている病気はどれも密接に関係していており、とくに余剰カロリーの蓄積から生じる肥満は、すべての元凶となっています。

 

肥満という一つの原因が、命や発症後の生活に大きく関わる病気をいくつも引き起こすのです。

 

生活習慣病はその名の通り、長きにわたる生活習慣が少しずつ招き寄せる病気ですから、予防もまた、日々の生活習慣を少しずつ改善していくことでしか実現できません。

 

その場合、運動不足の解消に着手したほうが、食事のコントロールよりも始めやすく続けやすいことは前述しました。

 

中でも最も手軽な運動として、ここではウォーキングをお勧めします。

 

 

ウォーキングで体内に起こる変化

 

運動の継続によって生活習慣病を予防できるといいますが、たとえばウオーキングを続けた場合、実際に体内ではどんなことが起こっているのでしょうか。

 

いくつか具体的な例を紹介すると、次のようになります。

 

1、善玉コレステロール(HDLコレステロール)の量が増加

HDLコレステロールは、血管内の余分なコレステロールを肝臓へと運び、血管をきれいにして動脈硬化を防ぎます

 

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によれば、歩数が多い人ほどHDLコレステロール値が高い傾向があるという結果が出ています

 

2、血圧が低下して安定する

 

歩行時に筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで、血液が流れる際の抵抗値が下がり、血圧も低下します。

 

3、動脈、毛細血管が太くなり、血流量が増える

 

続けていれば、血管自体が弾力や柔軟性を取り戻します

 

つまり″便化〃するのを防ぐため、動脈硬化への道を軌道修正することができます。

 

4、血中脂肪(コレステロール)をエネルギーとして燃やす

 

血管内の余剰エネルギーが消費されるので、血管内にコレステロールが付着するのを防ぎます

 

これも、動脈硬化を予防する効果をもたらす体内の反応です。

 

5、心臓への負担を減らす

 

運動により少しずつ体重を減らしていくことができれば、全身に血液を送り出す心臓への負担を軽減することができます。

 

6、心肺機能がアップ

 

ゆっくり大きな呼吸をしながら運動すると、心肺機能をアップさせ、心臓や肺に持久力をつけることができます。

 

7、インスリンの効果が高まる

 

適度な運動はインスリンの働きを改善します。そのため、糖尿病を予防。改善する体のしくみをつくることができます。

 

8、血糖値が下がる

 

血中のブドウ糖を燃焼させ血糖値を下げるため、糖尿病の予防。改善に効果的です

 

(ただし、糖尿病の人は低血糖にも注意してください。長時間しっかリウオーキングをする場合は、糖分をすぐに補給できる飴やチョコレートなどを携帯するようにしましょう)

 

ただ歩くだけのことで、体にはこれだけの変化が起こっているのです。

 

もちろん、ある程度時間をかけて、しっかり歩くにこしたことはありませんが、わざわざトレーニングウェアを着て「歩くための時間」をつくる必要はありません。

 

むしろ、今挙げたような効果を意識して、ちょっとした歩く機会を上手に利用するほうがよいでしょう。

 

自宅から駅、駅から会社までの往復を歩くだけでも、30分、50分と歩行時間を確保できる人もいるのではないでしょうか。

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