ダイエットは継続が大変

ダイエットは継続が大変

別エントリーでは、内臓脂肪を減らすために「ウォーキングを続けること」が非常に効果的であるということをお話しました。

 

しかし、ウォーキングが健康にいいと分かっていても、実際ウォーキングをやってみたが続かなかった、始めてみたいけど続けられる自信がない、そんな意見も多いのではないでしょうか。

 

ウォーキングに限らず、「運動しよう」「ダイエットしよう」などと決心したものの、3日と続かず挫折してしまうという話も、いやというほど聞きます

 

「体にいい」と頭では分かっているのに長続きしなかった経験は、誰しもあって普通です。むしろ継続できる人のほうが少数派だとすらいえます。

 

そもそも、自分に必要な運動(トレーニング)を続けることは、プロのスポーツ選手にとってすら難しいテーマです。野球、サッカー、ゴルフなどの人気スポーツの選手でも、シーズンオフの練習不足や不摂生がたたって期待されたような成績が出せずにファンをがっかりさせてしまった、という例は珍しくありません

 

ずばぬけた身体的能力を誇り、体を動かすことが職業という人たちにとっても、運動を継続させるということは大変なことなのです。ましてや職業でもない一般の人々にとって、運動を継続させるということはそう簡単にできるものではありません。

 

いっていることが矛盾しますが、続けるためには「続かないこと」はあえて気にしないことが大事です。

 

たかだか「できれば少し多めに歩こう」という程度です。始めること自体は簡単なはず

 

ですが、続けなければと思うとなかなか踏み切れなくなるものです。「毎日絶対やらなければ」と張り切り過ぎるのは逆効果で、長続きしない原因になってしまいます。

 

まずは、「張り切り過ぎない」ことを目標にスタートするくらいの気楽さで、この先を読み進めていただきたいと思います。

 

 

成功者が多い「計るだけダイエツト」とは?

 

ではここから、ウオーキングを継続させるための秘訣について説明していきましょう。

 

「いかに継続させるか」ということをテーマに考えた場合、ヒントとなる事例に「計るだけダイエツト」があります。NHKの生活科学番組からブームとなった「計るだけダイエット」は、ご存じの方も多いでしょう。そのやり方は、医療機関でも行われている方法のアレンジで、具体的には1日2回体重を計って記録するだけ、というごくシンプルなものです。

 

細かい説明は省きますが、「計るだけダイエット」では、朝晩に体重を100グラム単位で計測し、これをグラフに毎日書き入れていきます。体重が増えてしまったときは、その言い訳を書き込みます。

 

言い訳とは、たとえば「飲み会があった」「夜食を食べてしまった」といったことです。目標は1日50〜‐00グラムずつの減量で、これならリバウンドが起こらないとされています

 

毎日これを続けていると、グラフの変化を観察することで、食生活や運動習慣の見直しができるようになります。

 

「口い訳」を見直せば、何をすると体重が増えるのか、どんなとき体重が減るのか、といったことを学習していけるため、少しずつ、痩せる生活習慣が身についていくというわけです。

 

「計るだけダイエット」をNHKの番組中で試した結果、約1カ月の期間で約8割の被験者が減量に成功しています。現在でもインターネットを検索すれば、多くの人が取り組んでいる様子が分かります。

 

90キロ以上あった体重を2年で15キロ以上減らした、70キロ超の体重を半年で5キロ以上減らした、といった成果を見つけることは難しくありません。

 

「計るだけダイエット」を実践したこの番組のディレクターは、7カ月で腹囲を96センチから70。3センチに減らし、体重も14キロ減らすことに成功しています。

 

しかし不思議なのは、体重を記録するということを、なぜ毎日数力月も続けられたのか、です。

 

その大きなポイントは「食べる快感」を「右肩下がりの快感」に置き換えた点にありました。

 

 

「記録するだけ」だから楽しくて続けられる

 

「計るだけダイエット」では、100グラム単位の目盛りでグラフをつけているため、少しの運動や節制がすぐに結果に反映されます。続けていけば、その変化が楽しくなってきて、「食生活を改善しよう」「ちょっと運動を増やしてみよう」などと自分から考えられるようになっていきます。

 

こうして、「食べる快感」を「右肩下がりの快感」に置き換えられれば、ダイエットは自然と続いていきます。

 

グラフに成果を書き込むためには、100グラム分我慢すればよいだけなので、「食べたい」という誘惑に「グラフを下げたい」という願望が打ち勝つことも十分可能です。こうして実際に「グラフが下がっていく」という楽しい結果を味わい続けることで、我慢が苦痛になりにくいしくみになっています。

 

 

ダイエットが目的ではなく、毎日の記録をつけることや結果自体を見ることに面白さを見出している点が特に良いですね。

 

 

同様に記録するだけでダイエットに成功した例には、1年余りで117キロから67キロと、50キロの減量に成功した作家の岡田斗司夫氏の「レコーディング・ダイエット」という方法もあります

 

岡田氏は体脂肪率も42%から17%へと減らすことに成功しています。

 

岡田氏の「レコーディング・ダイエット」は、「食べたものとそのエネルギー量をすべて記録する」という作業を毎日続けるシンプルな内容です。こちらの方法では、記録することによって1日の総摂取カロリーが把握できるため、不必要に摂取していたエネルギーをチェックでき、それを抑制する気持ちが芽生えていくといいます。

 

この方法は、最終目標は体重を減らすことでありながら、日々の関心を食べたものヘとシフトさせることによって、いつの間にか痩せるしくみを上手につくり上げています。

 

ここで挙げた2つはダイエットの例ですが、「記録をしていくことで、間接的に日標を達成する」という工夫は、さまざまな運動やトレーニングにも応用できます。

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