内臓脂肪と漢方

日本人の四十歳から七十四歳までの男性の二人に一人、女性は五人に一人が、メタボリックシンドロームかその予備軍だというデータがあります。
メタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積によって引き起こされます。
そして、内臓脂肪の蓄積は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の原因になるんです。

そんな深刻な状況の中で、メタボリックシンドローム対策を始める人が増えました。
内臓脂肪の減らし方は、運動によって脂肪燃焼させる事です。

摂取したエネルギーよりも消費するエネルギーのほうが少ないことによって内臓脂肪が溜まります。
適度な運動を行いエネルギーを消費させることは内臓脂肪の燃焼につながります。
そして、食べ過ぎない、飲み過ぎない、禁煙、ストレスをためない事が大切です。

そんなメタボ対策の中で、漢方による治療が注目されています。
漢方薬は主に体質改善を促します。
たくさんの種類の生薬があり、それぞれに違った効能があります。
それらを組み合わせることによって、内臓脂肪の燃焼しやすい体を作る効果が期待できます。

ここでは、内臓脂肪に効果があると言われている漢方の防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)と扁鵲(へんせき)の紹介をしています。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

内臓脂肪に効果があると言われている漢方薬の中でも有名なのは防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)ですよね。
ロート防風通聖散錠、ツムラ漢方防風通聖散、ナイシトール、コッポアポA錠などがこれにあたります。

防風通聖散は、防風・黄ごん・大黄・芒硝・麻黄・石膏・白朮・荊芥・連翹・桔梗・山梔子・芍薬・当帰・川きゅう・薄荷・滑石・生姜・甘草の、18種の生薬を組み合わせた漢方薬です。

肥満症で便秘がち、のぼせやむくみがあるなどの症状がある人に。
特にお腹周りの脂肪を分解、燃焼する働きがあり、内蔵脂肪型肥満の改善に効果があると言われています。
また、水分循環を改善し、便秘、高血圧の緩和・改善にも効果的だと言われています。

ドラッグストアーなどで購入できます。

扁鵲(へんせき)

扁鵲(ヘンセキ)は九味半夏湯(沢瀉・生姜・柴胡・升麻・甘草・猪苓・半夏・橘皮・茯苓で構成)で作られた漢方薬です。
本来は水分代謝の悪い人に使用される薬です。
しかし、上記の成分に体内の不要物を排出する大黄を加えることによって内臓脂肪が減る効果がみられました。

体の代謝を上げることによって脂肪の燃焼を促します。
BMI、コレステロール、中性脂肪、尿酸、血圧、血糖が低下する結果も出ています。

扁鵲は江戸時代に日本で考案されました。
その後日本人の体に合うように改良され、一般用生薬として承認されました。
現在のメタボ対策市場の中で注目を浴びるようになり、漢方薬の中でも効果が高いと評判です。

漢方薬を扱っている薬局や薬店にて購入出来ます。


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